比較的、日本人に多いのがこの、「水によって変化するくせ」のほうでして
シャンプーやトリートメントしている時は非常に柔らかく操作しやすいコンディションなのに
乾かすと好きな風合いに仕上がらない

割とこういう方は多いのでは無いでしょうか？

水に影響を受けやすいのが、「水素結合のくせ毛」と言います
濡れている時は癖が伸びてくれるほうの水素結合であれば
トリートメントをとてもやりやすい髪です
水によって変化してる最中に栄養を入れ込みやすいです
保湿がうまくいけばくせはおさまります

しかし、水によって癖が出るようであれば、この季節は少し髪質を変化させる必要があります
湿気(水分)を吸って癖が出る方は水の影響を受けやすくなっています

逆に乾いていても広がりごわつき、濡らしてもゴワつき、とてもシャンプーとトリートメントが操作しづらい
水の影響を全く受けないくせ毛のことをジスルフィド結合のくせ毛と言います
直毛のストレートの方もこれに当たります


このような髪質はトリートメントが失敗に終わりやすいです
トリートメントするとムラムラにベタベタになりやすいです


現実的に言いますと、髪の毛に使う栄養素だけでは、髪質までは変化させられないことがほとんどです

おさまりが欲しい方は
シャンプーして、トリートメントしたあと
洗い流さないトリートメントをやや重ためにつけます
つける位置は根本5センチ開けた位置くらいからつけます
その後ドライヤーで乾かして
少し重さが残るくらいがベストです
その後、毛束を２つに分けてそれぞれ軽く一回転ひねります
ひねり始めの部分にタオル地のゴムでまとめます
そのあと、毛先部分も同じくタオル地のゴムで固定します
癖が特に強い方はストレートアイロンを100度で一度スルーしてからこのゴムのまとめ方をしてみてください
朝、このゴムを外せばつるんとブロー要らずでまとまるはずです
ゴム跡ができたり、ひねりぐせが残った場合、アウトバスの量が少ないということです

アウトバスは脂分です。綺麗についていましたら
脂が寝癖や、ゴム跡を残さないはずなのです

風邪をひいてお風呂に何日か入れない時を思い出してみてください
皮脂で髪が重くなり、寝癖などはつかないですよね？
アウトバストリートメントはこだわりの成分でできているものでしたら、皮脂のようにベッタリ朝残ることはほぼ無いはずです
キューティクルがアウトバスを吸収してちょうどいい風合いに仕上がっているはずです

次にふわふわ数本が浮いてくるエイジング毛=一般的にアホ毛というものへの対処です

同じくアウトバスをしっかりつけて乾かして100℃アイロンしてみてください
全然違うはずです
ただ、エイジング毛は生えてきた髪への対処はそれで良いのですが、根本的に頭皮が痩せてしまってできる原因かと思います
ですので毎日のシャンプーは是非、頭皮に栄養がいくようなシャンプーをお使い頂きたいです
しっかりお湯洗いをして、頭皮栄養シャンプーの成分を頭皮や毛根部分がしっかり吸うようにするためにまずはしっかり湯洗いです。
頭皮栄養シャンプーがクリーミーに泡だったらかなり良いです
それをシャワーキャップをかぶって蒸してください
5〜10分くらい湯船に浸かりながら蒸します
すると、泡が弾けた時に栄養は頭皮にはいります
シャワーキャップを外した時におおよその方はこの泡がなくなっていることが多いかと思いますがこの泡が無くならなくなるまで毎日毎日続けてください
頭皮が痩せている間は泡がすぐなくなります
栄養を欲しがっている為です

エイジング毛は簡単には治りませんが
コツコツ頑張って習慣にして頂いた方がエイジング毛の悩みが減りましたというお声をお客様からたくさん頂いております

まずは頭皮を頑張ってケアしましょう

たくさん書きましたが、
特にクセにお困りでない方も、将来のご自身の綺麗な髪のために、
今日書いたことは何一つ悪いことはございませんので
同じようにお手入れしてみてください

毎日の髪のストレスから少しでも解放されることがあれば本当に嬉しいです