BLOGブログ

酸性ストレートの失敗の対応事例

このブログでは他店で酸性ストレートで失敗なされた症例とその後の対応事例について書いていきます。

酸性ストレートの失敗例①

こちらのお客様のご来店時の状態は、写真でも少しお分かりいただけるかと思いますがまっすぐになっている部分とそうではなく逆に縮れてしまっている部分が散見できます。

酸性ストレートの失敗は非常に最近、非常に多くお問合せを頂く案件のひとつです。『思っていたより髪の風合いを損なった』、『逆に傷んだ』、などなどのお声をお聞きします。酸性ストレートで変形した状態を回復させるのは難しいです。「傷まない」, 「髪に優しい」といったことで提案なさることが多いメニューですが、果たしてそうでしょうか?ダメージしている髪に対して半ば強引に酸性のお薬と高熱によって、引っ張って伸ばしているだけでは無いのかと思います。
それによって髪表面がペタンコになり、今後、トリートメントで髪を綺麗にしたくても入らない。そのような状況を産んでいることが多いです。成功するか失敗するか一か八かの施術は本当に不安です。ペタンコで済めば良いですが、チリチリになってしまったりすると大変です

原因

原因は酸性ストレートをどこかのタイミングで施術なされ、髪が収縮してしまった事です
写真でおわかりのようにストレートにはなっている部分、その隙間から見えるチリチリになってしまっている部分があります。
薬剤が髪に合ってなかったこと、癖が気になるあまり、色々な種類のストレートパーマをたくさんされた後、酸性ストレートと、従来の縮毛矯正が繰り返されて髪内部で残留した薬剤による化学反応が良くない方向に起きてしまった為と思われます。
ダメージした髪に安心して施術ができるとよく聞く酸性ストレートなのですが、そもそもダメージしたらまずはトリートメントで髪をケアするべきではないでしょうか?ダメージしてボロボロになってしまった髪を高熱のアイロンでプレスして髪は健康になるでしょうか?酸性ストレートではまず熱により髪が痛みます。そして、髪表面のキューティクルはペタンコになり、呼吸ができなくなります。髪内部の水分は酸化し、髪内部に残留した薬剤は揮発もできずに髪に残り続けます。これが酸性ストレートのダメージの原因です。さらには薬剤タイミングと種類を間違えるとダメージはさらに起きてしまいます

対応事例

非常に難しい対応になるのですが、まずこの様な状態の髪にはチリチリになっている部分を治さないといけません。栄養を与え、髪を強化するトリートメントメニュー『Karatt 11000円(税込)〜』を数回施術して髪の基盤を整えたのち、髪質を変える髪質改善メニュー『Luglip1st 16500円 (税込)〜』を受けていただくとかなり回復するのではないかと思います。その後、このお客様の髪質の場合、美しさをキープするトリートメントメニュー『bell 8800円(税込)〜』を日頃のメンテナンスとして毎月受けられ、時々、ストレートパーマをなされてはいかがかと思います。
非常に綺麗でい続けていただけるのではないかと思います

酸性ストレートの失敗例②

酸性ストレートで起きているコンディション、薬剤残留、熱変性で平たくなった形状、、、
そのままの状態で次は何をしますか?薬剤が残り続けた髪に、また、ストレートパーマ?カラーリング?最近流行りのタイプの髪質改善?髪の内部で薬剤が暴れますよ・・・泣
そしてまさかとは思いますが、また酸性ストレートを選択するなんてことはないように祈ってますが・・・泣

原因

酸性ストレートの失敗の多くが写真のようにアイロンによるプレス痕がついてしまうことです。髪の生えている方向に沿わずに高熱のアイロンでのプレス痕がつくとなかなか簡単には取れません。さらにはそこを更に酸性ストレートで取ろうとしたり、逆にストレートパーマや縮毛矯正で取ろうとしてしまうと髪内部で薬剤が暴れます。一般的な髪質改善と言われることも注意が必要です。酸性ストレートの薬剤は髪内部に残留し、次なる薬剤を投入した時に化学反応が起きて暴れるのです。ですので、髪内部から栄養を整え、ゆっくりとトリートメントでコントロールしていかないと、こういったトラブルは改善していきません。
何度かトリートメント施術をして回復していきましょう。そのあとプレス痕もゆっくりと取って行きます

対応事例

酸性ストレートでダメージが進んだり、硬くなって扱いにくくなった髪はまず髪に水を吸う状態に持っていかなければいけません。そのためにトリートメント施術が必須です。Luglip1st(16500円税込)と、bell(8800円税込)をそれぞれ2回ずつ(1ヶ月に1度の周期)を交互に受けて頂き4ヶ月後、Luglip2nd(22000円税込)を行いましょう。根元から生えてきた癖はかなりおさまります。癖が強い方にはLuglip流の縮毛矯正やストレートをオススメします。薬剤は髪の組織を潰さすぎず、アイロンは高熱過ぎず、とても柔らかい風合いを残して癖が解消できます。
そういうプロセスで、常に綺麗でいていただきたいです

酸性ストレートはダメージした髪だけにできる奥の手です

酸性ストレートはダメージした髪にできる最後の一手でございますが、逆に酸性ストレートでしか、解決できないような髪になっていること自体が問題なのです。さらにはダメージしていない、黒髪でバージン毛のお客様などに酸性ストレートを提案することは本来の髪の柔らかさを失い、硬さや形状の変形を生むなど逆にデメリットしか無いように思います。しっかりと髪を見極め、お客様の将来の髪と向き合えるような提案が必要不可欠です。

まとめ

いかがだったでしょうか?酸性ストレートは髪を傷ませないという伝説は果たして本当なのでしょうか?髪本来の、みずみずしさや柔らかさを失った時点で私はダメージ毛だと思いますが、毎日、傷んだ髪に悩み、艶をすぐにでも出したい方にとっては救世主的な存在ではあると思います。
しかしながら、やはり髪は自己治癒力が無いもの。ゆっくり丁寧に髪を大切に、本来の美しい髪の風合いを皆様の御自宅でのケアと、私共の施術との二人三脚により手に入れて頂けることを願っております。
また、お客様ご自身にも、髪を大切になさってくださる習慣を覚えていただけることを願っております
髪を綺麗にするあらゆる行いは、必ず健康と繋がっていることをお伝えできたらと思っております

酸性ストレートとは?はこちら

投稿者プロフィール

山森 洋佑
山森 洋佑「髪の病院」五つ星技術認定者 髪の病院認定講師
有名ハイブランドのファッションショーのバックステージにてヘアスタイリストを務める。「髪の病院」による技術認定五つ星の実績を誇り、Luglipでの施術の傍ら、美容師を対象としたセミナーを多数実施中。